
使うデータ量がだいたい分かっているなら固定パックの勝ちです。GB単価は従量レートの3分の1ほどで済みます。従量課金が勝つのは、使用量が少ないか読めないとき、そして旅がいくつも国境をまたぐときです。使った分しか支払わず、余ったクレジットに有効期限はありません。
当社は固定プラン、使い放題プラン、従量課金クレジットを並べて販売していて、一番大きいものより、あなたに合ったものを選んでほしいと考えています。2つのモデルは課金の仕組みが根本から違い、それぞれ安くなる旅のタイプも違います。ここでは正直な計算をお見せします。
固定プランはパックです。決まったGB数を、1つの国か地域で、決まった日数だけ使えます。支払いは前払いの一度きりで、容量を先に約束する分、GB単価は安くなります。使い切れなかった分はプランと一緒に失効します。従量課金はプリペイド残高です。データは各国の公表レートに従い、180カ国以上でMB単位で残高から引かれ、残高に有効期限はありません。何も約束しない代わりに、GBあたりのレートは高めで、実際に使った分だけを正確に支払います。
GBあたりで比べると、従量課金のクレジットは同じ国の最安の固定パックのおよそ3倍かかります。損な取引に聞こえますが、パックの正体を思い出してください。パックとは、自分の使用量への賭けです。10GBプランを半分しか使わなければ、実質のGB単価はその場で2倍になります。5分の1しか使わなければ、結局は従量レートのほうが安かったことになります。パックの安い単価は、パックを本当に使い切ってこそ現実になるのです。
| あなたの旅 | 向いているのは |
|---|---|
| 週末の都市旅行、マップとメッセージ中心 | 従量課金 |
| 1カ国に2週間、ストリーミングもホットスポットも使う | 固定プランか使い放題プラン |
| 4〜5カ国を巡る鉄道の旅 | 従量課金 |
| 1カ国だけ、10GB使うと分かっている | 固定プラン |
| 短い出張を頻繁に繰り返す | 従量課金 |
| 1カ月の滞在で毎晩ビデオ通話 | 固定プランか使い放題プラン |

数字に自信があるほど、パックは報われます。目安はこうです。国名を挙げられて、そこで数GB以上使うと素直に見込めるなら、その国のパックを買ってください。答えが「よく分からない」や「少しずつ、いろいろな場所で」なら、たいてい従量制のほうが得になります。旅の1日は、思っているよりずっと少ないデータしか使わないからです。国境をまたぐ旅なら計算はさらに傾きます。国が1つ増えるごとに、パックをもう1つ買うか、旅全体に合わせた広域プランを選ぶ必要がありますが、残高ひとつなら各国の現地レートでそのまま使い続けられます。
正直に言えば、使用量が多く予測でき、1カ国で完結する旅はプランのほうが安く、当社もそうお伝えします。従量課金は、プランがうまく合わない旅のためにあります。軽い旅、短い旅、複数の国を巡る旅、予定の読めない旅です。
2つのモデルは組み合わせてこそ生きます。少額の従量課金残高を常備の旅行回線として持ち、たまの大量消費の旅にはパックを上乗せする旅行者は少なくありません。1カ国でストリーミング三昧の2週間はプランが受け持ち、週末の小旅行や乗り継ぎ、プランの対象外の国は残高がカバーします。クレジットに有効期限はないので、残高は次の旅までじっと待っていてくれます。
GB単価では安くありません。従量課金のクレジットは最安のパックのおよそ3倍のレートです。それでも旅単位ではしばしば安くなります。使用量が少ないか読めない旅ではパックの大半が無駄になる一方、従量制は実際に使った分しか請求しないからです。
プランの有効期間が終わると失効します。これがパックを大きめに買うことの本当のコストで、予定の読めない旅では持ち越せる残高が有利な理由です。
たいていは従量課金です。残高ひとつが180カ国以上で各国のレートのまま使える一方、パックは国ごとか地域ごとに買います。例外は、ルートと使用量に本当に合致する広域プランがある場合です。
はい。よくあるのは、旅の中でデータを多く使う区間には固定プラン、その前後は従量課金の残高という組み合わせです。どちらも同じスマートフォンに入り、データをどちらの回線に流すかは自分で選べます。
そこはパックの領分です。動画とテザリングは従量制の残高をあっという間に減らします。GB単価では、大容量の固定プランか使い放題のほうがはるかに安く済みます。