モロッコに最適なeSIMをお探しなら、ZwitchyのモロッコeSIMはOrange Moroccoにつながり、Orangeが5Gを始めたエリアでは5Gも使えます。出発前に自宅でインストールでき、空港の窓口でパスポートを見せる必要もありません。1〜2週間なら、地図やWhatsApp、写真用に5〜8GBが目安です。
モロッコは、スマホがネットにつながっているかどうかで旅の快適さが大きく変わる国です。マラケシュやフェズのメディナは迷路のようで、地図上の自分の青い点が自称ガイドよりずっと頼りになります。リヤド(伝統的な邸宅を改装した宿)は表示のない路地の奥にあり、タクシーも自分でルートを追えると安心です。さらに旅は街の外へ。アトラス山脈を越え、メルズーガの砂丘へ、青い街シャウエンへ。スペインからジブラルタル海峡を渡れば、EUローミングはそこで終わります。どの回線を使うのか、どこまで電波が届くのか、2025年11月の5G開始で何が変わったのか、データはどれだけ買えばいいのかをまとめました。
モロッコのeSIMが使う回線
要点: eSIMはOrange Moroccoにつながり、Orangeが公表する135都市では5G、それ以外は4Gです。
モロッコには全国規模の携帯ネットワークが3つあり、ZwitchyのモロッコeSIMはそのうちのOrange Moroccoにつながります。手動で選ぶ必要はありません。eSIMのデータローミングをオンにすれば、着陸後に自動でOrangeにつながります。普段のSIMは通話とSMS用にそのまま入れておき、データローミングだけオフにしておきましょう。eSIMはデータ専用なのでモロッコの電話番号は付きませんが、WhatsAppやFaceTimeなどのアプリ通話はデータで使えます。詳しくはデータ専用eSIMのガイドをどうぞ。
モロッコの5Gは始まったばかりです。規制当局ANRTは2025年7月25日に5G免許を交付し、2026年末までに人口の45%、2030年までに85%をカバーする目標を掲げました。商用5Gは2025年11月7日に開始し、まずカサブランカ、ラバト、タンジェ、マラケシュ、アガディール、フェズから始まっています。Orangeは現在、大都市とその周辺を含む135都市で5Gを提供しており、エリアは拡大中とのことです。それ以外の場所では4Gになりますが、地図やメッセージ、写真には十分です。
ヒントマラケシュで5Gではなく4Gと表示されても、心配はいりません。5Gを使うには5G対応のスマホと最新のソフトウェアが必要です。Orangeの5Gページでは、自社の契約者向けにiPhone 12以降・iOS 16.4以降が条件とされているので、出発前にアップデートしておきましょう。リヤドの厚い壁の中ではどのみち4Gに切り替わることが多く、地図やWhatsAppなら違いは感じません。
マラケシュとフェズのメディナでの電波
要点: 大きなスークでは問題なく、屋根付きの路地やリヤドの中で弱くなります。オフライン地図を用意しましょう。
旧市街のメディナは、スマホが一番頼りになる場所であり、電波が一番読みにくい場所でもあります。フェズ・エル・バリとマラケシュのメディナはどちらもユネスコ世界遺産(フェズ、マラケシュ)で、高い壁に挟まれた細い路地が迷路のように続き、屋根で覆われた通りもあります。大きなスーク(市場)では普通に電波が入りますが、屋根付きの通路の奥やリヤドの厚い壁の中では1本に落ちたり、圏外になったりします。英国政府は公認ガイドを装った人が旅行者につきまとうことがよくあると注意を呼びかけており、自分の位置がわかる地図は「この先は通行止め」と言われたときの一番の対抗策です。こんな習慣が役立ちます。
- メディナに入る前にオフライン地図をダウンロードしておきましょう。Googleマップのオフラインエリアなら、電波がなくてもGPSだけで現在地が表示されます。
- リヤドの場所はピンで保存しておきましょう。できればリヤドから送られてくるピンがおすすめです。表示のない路地の入口は見落としがちです。
- メッセージが送れないときは、広場や広めの通りに出ましょう。屋根付きの通路で待つより、空が開けた場所のほうが早くつながります。
- 重い写真のアップロードはリヤドのWi-Fiで。eSIMは街歩き中の地図とメッセージ用に取っておきましょう。
アトラス山脈、サハラ、シャウエン
要点: 電波は道路と町に沿って届きます。砂漠キャンプの電波は事前に確認し、出発前に連絡を済ませましょう。
街の外では、電波は道路と町に沿って届きます。マラケシュからワルザザートへ向かうアトラス越えのルートでは、町や村の周辺では電波があり、その間の人の少ない山道では途切れると考えておきましょう。イムリルからトゥブカル山へのトレッキングでは長時間圏外になることもあります。英国政府はアトラスでのハイキングにはプロのガイドを雇うことを勧めています。頼るべきはスマホではなくガイドです。
サハラでは、メルズーガがエルグ・シェビ砂丘の拠点です。砂漠キャンプはあえて町から離れた場所にあります。キャンプで電波やWi-Fiが使えると決めつけず、予約時に確認しておきましょう。ラクダや四駆で出発する前にメッセージを送り、地図や音楽など夜に使うものはダウンロードしておくと安心です。ダデス渓谷やトドラ渓谷を通る南部の長距離ドライブも同様です。
リフ山脈にあるシャウエンは、もう少し気楽です。青く塗られたメディナはこぢんまりしていて、いわばフェズの小型版。屋外では問題なく、ごく細い路地や屋内では弱くなります。町までの道は山の中を曲がりくねって進むので、出発前にルートを読み込んでおきましょう。
スペインからフェリーで渡るなら:EUローミングはここまで
要点: モロッコはEUローミング圏外で、スペインのプランはタンジェで終わり。海岸に着く前にローミングをオフに。
モロッコ旅行はスペインから始まることも多く、タリファやアルヘシラスからタンジェへフェリーで渡ります。Baleàriaによると、タリファからタンジェ・ヴィルまでは約1時間です。海峡を渡った時点で、EUの「ローム・ライク・アット・ホーム」は終わりです。モロッコはEUローミング規則の対象国に含まれないため、各キャリアが独自の料金を請求します。たとえばスペインのMovistarは、モロッコをゾーン2として1MBあたり12.10ユーロ(1日パスなし)としており、Selectraによると、Vodafoneスペインは2026年10月時点で1MBあたり6.05ユーロでした。
モロッコはEUローミングの対象外。「ローム・ライク・アット・ホーム」は、タンジェのフェリー乗り場で終わります。
スペイン用のプランもモロッコでは使えません。両国を旅するなら、スペイン区間用のスペインプランと、それ以降のモロッコプランを用意するか、両国を1枚のeSIMでカバーするグローバルプランを選びましょう。どちらも出発前にインストールしておき、タンジェに着いたらデータ回線を切り替えるだけです。前半の旅はスペインのガイドで、ほかのキャリアの料金はEU域外での欧州大手キャリアの料金で比較できます。
注意料金はフェリーに乗る前から発生することがあります。タリファ、アルヘシラス、セウタ周辺の海峡沿いでは、スマホが対岸のモロッコの基地局につながることがあり、SelectraによればVodafoneのローミングには船上の海上ネットワークは含まれません。海岸に着く前に普段のSIMのデータローミングをオフにし、フェリーの中でもオフのままにして、モロッコに着いたらeSIMに任せましょう。
現地SIM、WhatsApp通話、旅で使うアプリ
要点: 現地SIMにはパスポートが必要。WhatsApp通話は使え、Uberはカサブランカとマラケシュのみです。
現地SIMを買う手もあります。Maroc Telecom、Orange、inwiのいずれも販売していますが、通信会社はすべての番号を購入者の身元にひも付ける必要があるため、ショップにはパスポートを持っていきましょう。ギガあたりは安いものの、新しい番号になり、到着日に窓口へ行く手間がかかります。旅行用eSIMなら手続きは不要で、普段の番号もそのまま使えます。
WhatsApp通話は使えます。モロッコは2016年初めにモバイルデータでのネット通話を遮断しましたが、同年11月に解除しました。Freedom Houseの2025年版レポートでも、ウェブサイトやSNSの遮断は確認されていません。WhatsAppの音声・ビデオ通話やFaceTimeなどは、ほかの国と同じようにeSIMのデータで使えます。使えない国についてはWhatsApp通話のガイドにまとめています。
移動の場面こそ、データが役立ちます。Uberは2025年11月にモロッコでのサービスを再開しましたが、対象はカサブランカとマラケシュのみで、許可を持つ運送会社に限られます。ほかの配車アプリは法的にグレーな状態で、英国政府はこれらのアプリで呼んだタクシーの多くは無許可の可能性があると注意しています。街中の移動はプチタクシーが基本です。料金を先に決めるかメーターが動いているかを確認し、地図でルートを追いましょう。
マラケシュ、カサブランカに到着したら
要点: 自宅のWi-Fiでインストールし、RAKかCMNに着いたらeSIMとデータローミングをオンに。
国際線の多くはマラケシュ・メナラ空港(RAK)かカサブランカのムハンマド5世空港(CMN)に到着し、フェズ、タンジェ、アガディールに着く便も多くあります。まずは自宅のWi-FiでeSIMをインストールしておきましょう。インストールしただけではプランは始まりません。着陸したら機内モードをオフにし、Zwitchyをデータ回線に設定してeSIMのデータローミングをオンに。到着ロビーに出るころにはOrangeにつながり、リヤドやドライバーにすぐ連絡できます。スマホはSIMロック解除済みでeSIM対応である必要があります。緊急番号も保存しておきましょう。英国政府によると、警察は190、救急・消防は150、ジャンダルムリ(国家憲兵隊)は177です。
必要なデータ量
要点: 1週間はたいてい4〜6GB。データを使うのは地図ではなく写真と動画です。
地図とメッセージはあまりデータを使いません。モロッコで消費が増えるのは、スークや砂丘、リヤドの屋上で撮る写真や動画、それにときどきの家族とのビデオ通話です。1週間の目安はこちら。
| 旅のスタイル | 1週間のデータ量 |
|---|---|
| ライト:地図、WhatsApp、夜はリヤドのWi-Fi | 2〜3GB |
| 標準:写真、SNS、配車アプリも | 4〜6GB |
| ヘビー:ビデオ通話、動画視聴、ノートPCのテザリングも | 8GB以上 |
どのモロッコプランを買うか
要点: 1週間なら5GB、2週間なら10GB、動画をよく見るなら無制限がおすすめです。
モロッコのプランはすべて30日間有効で、1・3・5・10・20・30・50GBから選べます。3〜30日間の無制限プランもあり、1日1GBまでは高速、その後は低速になります。どれもデータ専用なので、使う量で選びましょう。
- 空港からの移動と初日の夜だけなら:100MBプランが、地図とメッセージ用の1日分の命綱になります。
- マラケシュで週末を過ごすなら:3GBプラン。
- マラケシュ、アトラス、メルズーガ、またはフェズとシャウエンを巡る定番の1週間なら:5GBプラン。
- 2週間、または動画をよく撮る1週間なら:10GBプラン。
- 動画視聴、ノートPCのテザリング、1か月の滞在なら:20GB以上、または容量を気にしたくないなら無制限。
迷ったら、1週間なら5GB、2週間なら10GBを。足りなくなっても、チャージは数秒で済みます。
モロッコが2回目の海外旅行ですか?2回目の旅にとっておきたい国のガイドでは、メディナでの客引き対策を詳しく紹介しています。チュニジアやエジプトへも足を延ばすなら、国ごとにネットワークが異なるため、それぞれのプランが必要です。ただしアフリカプランでルート全体をカバーできる場合もあるので、購入前に対象国を確認しましょう。
旅行者からのよくある質問
ZwitchyのモロッコeSIMはどの回線を使いますか?
Orange Moroccoです。4Gに加え、Orangeが5Gを始めたエリアでは5Gが使えます。Orangeによると対象は135都市です。手動で選ぶ必要はなく、eSIMのデータローミングをオンにすれば着陸後にOrangeにつながります。
モロッコに5Gはありますか?
あります。2025年11月7日に通信各社がサービスを開始し、カサブランカ、ラバト、タンジェ、マラケシュ、アガディール、フェズなどの大都市から始まりました。5Gエリア外では4Gになりますが、地図やメッセージ、写真には十分です。
モロッコでWhatsApp通話は使えますか?
使えます。モロッコは2016年にモバイルデータでのネット通話を遮断しましたが、同年11月に解除しました。WhatsAppの音声・ビデオ通話やFaceTimeなどは、eSIMのデータで使えます。
スペインから渡る場合、スペインのプランは使えますか?
使えません。モロッコはEUのローミング圏外で、スペイン用プランも対象外です。モロッコ区間にはモロッコプランを、両国をまとめたいならグローバルプランを選びましょう。
メディナや砂漠で電波は入りますか?
メディナではほぼ入りますが、屋根付きの路地やリヤドの中では弱くなります。メルズーガ近くのサハラのキャンプやアトラスのトレッキングでは期待しないでください。オフライン地図を用意し、大事な連絡は出発前に済ませましょう。
モロッコでSIMを買うにはパスポートが必要ですか?
必要です。通信会社はすべての番号を購入者の身元にひも付けるため、現地SIMを買うにはショップでパスポートを見せます。オンラインで買う旅行用eSIMなら、その手続きは不要です。
出典
Zwitchyチームが執筆。2026年10月28日更新。
- 2025年7月25日に5G免許を交付 · fr.hespress.com
- 2025年11月7日に開始 · fr.hespress.com
- 135都市で5G · orange.ma
- フェズ · whc.unesco.org
- マラケシュ · whc.unesco.org
- 公認ガイドを装った人が旅行者につきまとうことがよくある · gov.uk
- Googleマップのオフラインエリア · support.google.com
- タリファからタンジェ・ヴィルまでは約1時間 · balearia.com
- EUローミング規則の対象国 · europa.eu
- ゾーン2として1MBあたり12.10ユーロ · movistar.es
- 2026年10月時点で1MBあたり6.05ユーロ · selectra.es
- すべての番号を購入者の身元にひも付ける · fr.hespress.com
- 同年11月に解除 · fortune.com
- 2025年版レポート · freedomhouse.org
- 2025年11月にモロッコでのサービスを再開 · moroccoworldnews.com
- 警察は190、救急・消防は150、ジャンダルムリ(国家憲兵隊)は177 · gov.uk
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