端末の対応状況

iPhone XR と XS は eSIM に対応していますか

Apple iPhone XS / XS Max / XR · 2026年8月18日 更新 · 約1分で読めます

Apple iPhone XS / XS Max / XR

対応しています。Apple が eSIM を使う条件としている世代がちょうどここからで、XR、XS、XS Max はいずれもトレイの nano-SIM と併用できます。注意点は購入した国のほうです。一部の市場向けの端末は物理 SIM が2枚差しで、eSIM がありません。

iPhone の eSIM はこの世代から始まります。Apple がデュアル SIM(eSIM 使用)の条件として挙げているのはiPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR 以降なので、2018年の端末でもいまだに旅行用プランを追加できます。nano-SIM トレイもそのまま残っているので、何かを抜く必要はありません。いつもの番号は物理 SIM に置いたまま、旅行用プランが2回線目として入ります。

eSIM に対応する XR / XS のモデル

ほぼすべてです。例外はモデルではなく市場のほうで、Apple は中国本土、香港、マカオ向けの一部の iPhone を eSIM ではなく物理 SIM 2枚差しで販売しています。設定で eSIM 対応に変わるものではありません。

手元の端末eSIMSIM トレイ
ほとんどの国で購入した iPhone XR対応nano-SIM も併設
ほとんどの国で購入した iPhone XS / XS Max対応nano-SIM も併設
中国本土で購入した端末非対応nano-SIM 2枚差し

何かを買う前に自分の端末が使えるか確かめたいときは、対応チェックリストが順を追って確認できます。メーカーを問わず使える内容です。

見落としやすい、購入国による例外

Apple は販売したモデルごとに SIM の種類を公開していて、この世代は専用のサポート表で eSIM と nano-SIM のグループに入っています。ただし2つの市場だけ例外です。中国本土では最新の iPhone しか eSIM に対応しないため、現地で買った XR や XS には eSIM がありません。香港とマカオでは、いくつかのモデルが eSIM ではなくnano-SIM 2枚のデュアル SIMで出荷されていて、この市場向けに Apple が挙げる eSIM 対応機種には iPhone XS はあっても、XR と XS Max はありません。

💡 これは持ち主ではなく端末についてくる仕様です。該当する市場で売られた端末は、どこへ持って行ってもそのハードウェアのままなので、中古の XR に SIM スロットが2つあっても故障ではなく、たいていは輸入品です。

iPhone XR / XS に旅行用 eSIM を追加する手順

インストールは読み取りであって、購入の手続きではありません。出発前に自宅の Wi-Fi で済ませてください。現地でネットワークにつながるまで、何も進みません。

  • 「設定」→「モバイル通信」→「eSIM を追加」の順に開きます。
  • 「QR コードを使用」を選び、注文メールのコードを読み取ります。
  • あとで見分けられる名前を回線につけます(例:Zwitchy Travel)。
  • 着くまではオフのままにして、到着後にオンにします。
iPhone に Zwitchy の旅行用 eSIM をインストールする5ステップのアニメーション解説:Zwitchy の確認メールから QR コードを開く、設定でモバイル通信を開いて eSIM を追加、次に QR コードを使用をタップする、カメラでコードを読み取ってモバイル通信プランを追加する、回線に Zwitchy Travel と名前をつけて通話用に主回線を残したままデータ回線に設定する、到着後にデータローミングをオンにして現地の提携ネットワークにつなぐ。
iPhone での5ステップを最初から最後まで。

この年代の端末は iOS のバージョンが古いことがあり、この画面の表記も年々変わってきました。「eSIM を追加」が見当たらないときは、同じ画面でモバイル通信プランを追加する項目を探してください。それでも見つからなければ、同じプランを手入力でも設定できます。手動アクティベーションに入力項目をまとめてあり、QR コードが読み取れないときで残りをカバーしています。

データが出るかを決める2つの設定

eSIM のインストールは成功したのにデータが出ない iPhone は、ほぼこの2つの設定のどちらかが原因で、プランの不具合ではありません。モバイルデータ通信を旅行用の回線にして、その回線だけデータローミングをオンにします。

iPhone XR / XS と eSIM のまとめカード。XR、XS、XS Max の3機種すべてが eSIM に対応し、この世代は Apple 自身の一覧で最も古い世代です。端末は8件以上のプロファイルを保存でき、nano-SIM と旅行用 eSIM の2回線を同時に使えます。いつもの回線は通話、SMS、ワンタイムコードのために番号を保ち、モバイルデータ通信とデータローミングはオフ。旅行用 eSIM は地図、検索、鉄道アプリ、メッセージを受け持ち、両方をオンにします。追加は設定、モバイル通信、eSIM を追加、QR コードを使用から。
このページの答えを、1枚のカードに。
💡 旅行用 eSIM ではデータローミングをオンにします。逆に思えますが、その回線が現地のネットワークにつながるための設定で、ローミング料金が発生することはありません。オフにしたいのは、いつもの回線のローミングのほうです。

2つの画面は順を追ってデュアル SIM の設定ガイドにあり、ローミングのスイッチをそうする理由はデータローミングをオンにするのが正しい理由で説明しています。

iPhone XR / XS に保存できる eSIM の数

eSIM 対応の iPhone は8件以上の eSIM プロファイルを保存でき、そのうち1件を nano-SIM と並べて使えます。旅にはそれで十分です。旅行用 eSIM がデータを受け持つあいだ、いつもの番号は通話やワンタイムコードのために生きたままです。端末がいっぱいでインストールが止まる場合は、eSIM をいくつ保存できるかに、安全に消せるものをまとめています。

SIM ロックがかかっていないか確認

この年代の端末は分割払いの契約を経ていることが多く、支払いが終わっても、申し出ない限り SIM ロックは残ります。状態は「設定」の端末情報の画面、SIM ロックの項目に出ます。制限なしと表示されていれば大丈夫です。そうでなければ通信事業者に解除してもらう必要があり、これは出発前に済ませておく電話で、空港でするものではありません。

古い iPhone でヨーロッパを横断する

対応エリアは端末の新しさと関係ありません。旅行用 eSIM は新しい端末とまったく同じ現地ネットワークにつながり、地域プラン1枚を最初の国境から最後までデータ回線にしておけます。ルートが複数国にまたがるなら、ヨーロッパのプランが eSIM 1枚でカバーし、鉄道でめぐるヨーロッパ2週間では5か国のルートを区間ごとに解説しています。

iPhone XR は旅行用 eSIM に使うには古すぎますか。

古すぎることはありません。Apple 自身が eSIM の条件として挙げているのが XS、XS Max、XR なので、この世代は「使えない最初の世代」ではなく「使える最も古い世代」です。

nano-SIM は抜く必要がありますか。

ありません。この世代はトレイを残したまま eSIM を1件併用できます。旅行用プランはまさにその使い方を想定しています。通話はいつもの番号、データは旅行用の回線です。

手元の XR に SIM スロットが2つあって eSIM がないのはなぜですか。

中国本土、香港、マカオで販売された端末である可能性が高いです。これらの市場では、eSIM の代わりに nano-SIM 2枚差しのモデルが出荷されています。設定やアップデートでハードウェアが変わることはありません。

iOS のバージョンが古いと eSIM は使えませんか。

この世代の発売当初から使えている機能です。ただしメニューの表記は年々変わっています。「eSIM を追加」が見つからないときは、同じ画面でモバイル通信プランを追加する項目を探してください。

電話番号は使えなくなりますか。

なりません。旅行用 eSIM はデータ専用で2回線目として動くので、いつもの番号は同じ端末で通話、SMS、ワンタイムコードに使えたままです。

旅行先のプランを探す →