
ほとんどの場合、コードはすでに役目を終えています。eSIMは一度ダウンロードされているので、同じQRコードやインストール用リンクが拒否されるのです。まずはiPhoneなら「設定」>「モバイル通信」、AndroidならSIMの一覧を確認してください。回線があれば、オンにするだけ。やり直そうとして削除してはいけません。
「インストール」をタップするか、QRコードをもう一度読み込むと、スマホに止められます。コードがもう有効ではないので、eSIMを追加できない、と。eSIMが壊れたように見えますが、たいていは逆です。1回目はうまくいっていて、eSIMはもうスマホに入っています。2回目が断られたのは、eSIMのコードがもともと1回しか使えない仕組みだからです。
よくあるのは同じパターンです。eSIMはすでにインストールされていたのに、本人にはその確信がなく、「インストール」をもう一度タップしたり、QRコードを読み込み直したりしてしまう。このガイドでは、メッセージの意味、eSIMがもう入っているかを1分で確かめる方法、そして本当に入っていない、まれなケースでどうするかを解説します。
iPhoneでは「eSIM Cannot Be Added」(eSIMを追加できません)という見出しのあとに「This code is no longer valid」(このコードはもう有効ではありません)と表示され、通信事業者(英国の英語設定ではnetwork provider)に問い合わせるよう促す一文が続きます。英国のある利用者は2025年12月、iD Mobileのコミュニティフォーラムにその全文を引用しています。「eSIM cannot be added. The code is no longer valid. Contact your network provider.」。同じ短い文言の「This code is no longer valid」は、Apple自身のコミュニティフォーラムでもiOS 18で報告されています。
Androidスマホでは、メーカーとAndroidのバージョンによって文言が変わります。PixelとSamsungには共通の標準メッセージがないので、コードについてではなく、eSIMを追加またはダウンロードできなかったという一般的な表示になることもあります。どちらでも原因と対処法は同じです。そして旅行用eSIMの場合、「通信事業者」とはご自宅の通信会社ではなく、eSIMを販売した私たちのことです。
eSIMのQRコードにも、ワンタップのインストール用リンクにも、手入力用の情報にも、入っているものは同じです。プロビジョニングサーバー(SM-DP+)のアドレスと、特定のeSIMプロファイル1つを指すアクティベーションコードです。スマホがそれを使うと、サーバーはプロファイルを渡し、渡し終えたことを記録します。このルールを定めているのは携帯業界の団体GSMAで、リモートプロビジョニングの仕様書SGP.22がそれにあたります。仕様書は各プロファイルの状態をReleased(ダウンロード可能)、Downloaded、Installedといった段階で管理していて、流れは一方通行です。このライフサイクルの中に、インストール済みのプロファイルをReleasedに戻して再ダウンロードさせる道はありません。
§プロファイルはeUICCに正常にインストールされました。
これはセキュリティのための仕組みです。もしコードを何度でも使えたら、あなたのQRコードを撮影した人なら誰でも、そのプランを自分のスマホに入れられてしまいます。だからプロファイルが一度スマホに渡ると、それを届けたコードは誰にとっても、あなた自身にとっても使えなくなります。仕様上、通信事業者が別の再ダウンロードの仕組みを用意することは認められていますが、それはオプションで、一般的な旅行用eSIMのQRコードの機能ではありません。
ZwitchyのQRコード、ワンタップのインストール用リンク、手入力用のSM-DP+アドレスとアクティベーションコードは、同じ1回きりのダウンロードへの3つの入り口です。どれか1つを使えば、3つとも使用済みになります。それぞれの関係はワンタップインストールのガイドで説明しています。
ほとんどのケースはこの手順で解決し、かかる時間は1分足らずです。これを済ませるまでは、読み込みもタップも削除もしないでください。
新しい回線の名前が「Zwitchy」になっているとは限りません。iPhoneは新しいプランに名前を付けるよう求め、AppleのデュアルSIMのガイドは「仕事用」と「個人用」を例に挙げています。そのため、あなたの回線は「旅行」や「副回線」、電話番号、プラン名、あるいは設定のときに入力した名前になっているかもしれません。Zwitchyのインストール手順では「Zwitchy Travel」をおすすめしていますが、その画面を読み飛ばす人も少なくありません。旅行の前にはなかった回線があれば、まず間違いなくそれです。
回線があれば、インストールは成功しています。回線をオンにし、旅行先に着いたらその回線のデータローミングをオンにして、モバイルデータ通信に選びましょう。具体的な操作はデュアルSIMの回線設定のガイドに、オンなのにつながらない場合の対処はeSIMがつながらないときにまとめています。
Zwitchyのアカウントでも確かめられます。ウェブサイトのマイアカウントでeSIMを開くか、アプリのeSIMタブで、ステータスを見てください。アプリに「インストール」ボタンが出るのは、eSIMがまだ「インストール可能」の状態のときだけです。
| Zwitchyのアカウントでのステータス | 意味 | すること |
|---|---|---|
| インストール済み | プロファイルはスマホに入っているが、まだオンになっていない | 「設定」で回線を見つけてオンにする。再インストールはしない |
| オン/オフ | スマホに入っている。オフは端末側で回線がオフになっているという意味 | 「設定」で回線をオンにし、データローミングを確認する |
| 削除済み | プロファイルがスマホから削除された | 注文からサポートに連絡する。古いコードでは再インストールできない |
| インストール可能 | まだダウンロードが確認されていない | コードはまだ使えるかもしれない。安定したWi-Fiで1回だけやり直し、だめならエラー内容を添えてサポートに連絡する |
インストールの直後は、ステータスの反映に少し時間がかかることがあります。読み込んだばかりで「インストール可能」と表示されていても、うのみにはしないでください。より確かな証拠は、スマホの「設定」に表示される内容です。
「一からやり直す」つもりで、インストール済みのeSIMを削除しないでください。アプリと違って、eSIMは同じコードからは戻ってきません。回線をオンにするだけの2秒で済む対処を、交換が必要な事態に変えてしまう唯一の操作が、削除です。
Appleも、旅行用に限らずすべてのeSIMについて、eSIMの消去のガイドで同じことを勧めています。
§通信事業者から指示された場合を除き、トラブルシューティングの手段としてeSIMを消去しないでください。eSIMを消去した場合は、通信事業者に連絡して新しいeSIMを入手する必要があります。
Androidの通信事業者も同じような説明をしています。たとえばVerizonのPixel向けガイドには、eSIMプロファイルを端末から削除した場合は、Verizonに連絡して新しいeSIMプロファイルを確保してもらう必要があるとあります。
注文確認メール、アカウントのeSIMのページ、アプリと、eSIMが表示されるどの場所でも、インストールの方法は同じ数種類です。設定するスマホで読み込むQRコード、そのスマホ自体でタップするiPhone(iOS 17.4以降)とAndroid(10以降)向けのワンタップのインストール用リンク、そして手で入力するSM-DP+アドレスとアクティベーションコードです。アプリの「インストール」ボタンは、同じ情報をスマホ自身のeSIMインストーラーに渡します。
どれも同じ1つのコードを使います。ですから、インストール後も注文ページにQRコードが表示されたままなのは、もう一度読み込んでほしいからではありません。そのページがeSIMの記録だから残っているのです。eSIMがスマホに入ったら、データ残量の確認やチャージなど、必要なことはすべて再インストールなしでできます。
コードは本当に使用済みで、しかもeSIMがスマホにない、ということもあります。削除してしまった、コードが使われたあとにダウンロードが失敗した、別のスマホに入ってしまった、といったケースです。その場合の解決策は新しいコードの付いた交換用のeSIMで、発行できるかどうかはケースによります。
一般に、交換が可能なのは元のeSIMが一度も使われていない場合です。つまり、海外のネットワークに一度もつながっておらず、データも使っていないこと。その場合は、同じプランの新しいeSIMをお送りできることがよくあります。対象となるeSIMなら、自分で申し込めます。ウェブサイトのマイアカウントでeSIMを見つけるか、アプリでeSIMを開いて「返金をリクエスト」をタップしてください。対象であれば、最初に「インストールできませんでしたか?新しいeSIMをお送りします」という案内が表示されます。利用できるのは1つの注文につき1回、購入から30日以内で、確認の操作をしたあとに限られます。
案内が表示されない場合は、そのeSIMが対象外か、単に担当者の確認が必要なのかもしれません。すでにネットワークにつながったりデータを使ったりしたeSIM、すでに1回交換したeSIM、そのほか通常と違うケースはサポートチームが担当し、注文とeSIMの履歴を確認して、何ができるかをお伝えします。注文ページかライブチャットからサポートに連絡し、次の情報を添えてください。
まだ旅行先に着いていませんか。インストール済みと表示されているのにつながらないのは、着陸してその回線のデータローミングをオンにするまでは正常です。新しいeSIMを申し込む理由にはなりません。
同じ勘違いは、到着の日に始まることがよくあります。機内や到着ロビーで初めてeSIMを確認し、電波がないのを見て、インストールできていなかったと思い込むのです。インストールは自宅のWi-Fiで済ませ、出発前に一度「設定」で確認して、回線の名前を覚えておきましょう。着陸したら回線をオンにし、その回線のデータローミングをオンにして、モバイルデータ通信に選びます。ネットワークや旅行者向けの端末ルールはエジプトのガイドで解説していて、エジプトのプランは1GBから無制限まで揃っています。
QRコードやインストール用リンクの裏にあるアクティベーションコードが、すでに使われたという意味です。たいていは1回目でeSIMがスマホにインストールされているので、iPhoneなら「設定」>「モバイル通信」、AndroidならSIMの一覧に、以前はなかった回線がないか確認してください。
使えません。eSIMのコードは、1つのプロファイルを1台のスマホに1回だけ届けます。そのあとは、そのeSIMのQRコードもワンタップのインストール用リンクも手入力の情報も、同じスマホであっても使えなくなります。
たいていはできません。一度ダウンロードされたプロファイルは、削除してもコードが再び使えるようにはなりません。注文からサポートに連絡してください。eSIMが一度もつながっておらずデータも使っていなければ、交換できることがよくあります。それ以外の場合は、何ができるかをサポートが確認します。
交換用のeSIMが発行される場合は必要ありません。すでに購入したプランがそのまま付いてきます。発行できるかどうかはeSIMの履歴、主に一度でもつながったりデータを使ったりしたかどうかで決まり、それはアカウントの案内かサポートチームが確認します。
違います。コードの役目はeSIMがインストールされた時点で終わっています。電波がないのは設定の問題です。回線をオンにし、旅行先でその回線のデータローミングをオンにして、モバイルデータ通信に選んでください。
eSIMはいまそのスマホに入っています。そのスマホが手元にあるなら、eSIMを移す方法のガイドをご覧ください。手元にない場合やeSIMを削除した場合は、注文番号を添えてサポートに連絡してください。
文言はまったく同じではありません。メッセージはメーカーやAndroidのバージョンによって変わりますが、原因は同じで、すでに使われたコードです。このガイドの確認と対処法はどちらにも当てはまります。